箱根本箱ひとり旅*本のこと
箱根本箱に泊まってきました♪久しぶりのひとり旅。
本当はバンコクに行く予定だったけど、ひとり旅に重要な下調べが間に合わず何となく不安で、エアを予約する前に「国内で温泉でも浸かって本三昧っていうのもいいな」という気持ちになり、検索してみたらなんと…
そういえばここ、何か前に雑誌で見たことある!
ということで、しばらく迷って予約入れちゃいました♡
ここ数ヶ月の激務疲れを癒したかったので…ここなら本があるからひとりでも楽しめるかな~と。
なんとなく、最近のもやもやの答えや何かしらのインスピレーションが、ここにいる本達からもらえるような気がしたというのもあります。
(チェックインの時にカフェタイムがあります)
女性向けの自己啓発本が、仕事・恋愛・ファッション・メイク・断捨離などテーマ問わず普段から大好きで、そういう本を期待していたのですが、
そうした類はあることはあるけれど僅か(なのか、他のお客さんが読んでいたか)で、どちらかと言うとしっぽり系バーの紹介やレシピ本などのグルメ系や建築などのアート系写真集、古くからの文豪達の作品など、成熟した大人らしい作品が多い印象でした。
何かの答え探しを期待して行く場所というよりは、アートとしてのラインナップを眺めて楽しむという感じ。
ガルシア・マルケスなんてこんな時にしかきっと読めないな私、と思い『百年の孤独』『コレラの時代の愛』を手に取るも、早々にリタイアしてしまいました…
20冊以上は乱読したかな~。服部みれいの本ばかりなぜか読んだ。恋愛呼吸とか、シュタイナー?とか気づきとか。特に理由はない。ちなみにカフェラテとかマキアートとかハーブティは飲み放題です。
仕事辞めたくて、色々迷いがあって色んな人の本を読んだけど、固定概念があまり無いor固定概念ゴリゴリだった時期を経て自由になっている人達の発想からは得るものがあります。
今の仕事を辞めたら次は無いと多くの場合は考えてしまいがちだけど、年収や働く日数、正社員かそうでないかetc、そういう制限を取っ払って生きようとしている人達が、まだ少数だけど確実に増え始めている。
今更ながら、働き方が本当に多様になってきている時代なのだなと感じます。
正解がない時代に入ってきていて、結局は自分が何かを捨てられるのなら、何をやっても生きていける。お金、見栄、充実した福利厚生、世間からの評価など。
なりたい姿や得たいものっていうのは割と簡単にイメージングできる。けれど難しいのは、結果的に「自分は何なら捨てられるのか」を知ること。
これからは捨てることにフォーカスする時代。そんな気がする。
今を生きる人達が、今はもういない文豪達の言葉に救われ、また一歩を踏み出しているんですね。
新しい本を開く時の高揚感と共に、これからも生きていきたいと思います。
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